《レビュー》『カメラを止めるな!』感想(ネタバレあり)
(映画をすでに見た人向けのテキストです、ネタバレは自己責任で!)
さて行ってきました札幌は大通にあるディノス、収容100人くらいの小さな2番スクリーン。前日のネット予約時点でほぼ満員、ハァ芝居来ねェ!ライブ来ねェ!映画も全然やってねェ!と日頃から鬱憤をためている道民が笹の葉かついでシャケ背負ってあちこちから出てきたようです。日曜午後4時、ネタバレを避けてここまでたどり着いた勇者の武者震いと熱気に満ち満ちるディノス。私もすっっっごい避けてがんばってきましたが、ここにたどり着く30分前に唯一「ゾンビ」という言葉だけ見てしまいました。悔しい。
でも開始数秒で「あっゾンビ」と思ったので、大したネタバレじゃなかったことに安堵。休憩に入って若い男女が階段を昇っていくところで「あ、タイトルの意味わかった!このままカメラを止めないで行くのね」と思ってちょっと気持ちよくなる。ワカッタモンネ〜〜〜ワタシワカッチャッタモンネ〜〜〜。この気持ちよさって大事じゃないですか?もちろんね、私も中2じゃないので、こうして観客が容易に気付くように作ってある時点で「気持ちよくさせていただいている」ということは理解しているんですが、それでも私の一部である中2の私はめっちゃ喜ぶわけですよ。2学期になったらみんなに「どこで気付いた?」って話ふっちゃお〜〜なんて思いながら前髪ブローしてるんですよ。根源的な快感をありがとうございます。